上田ささや 社長の日記

長野県上田市の結婚式場ささやが発行している月刊『ささやタイムズ』。社長が書く名物コラムをブログで公開いたします。 また、日ごろ考えていることを不定期に掲載いたします。

美しい桜の季節

 皆様お元気でお過ごしでしょうか。日ごろは弊社をご利用賜りまして、誠にありがとうございます。
 上田城址の桜は見事なものでした。お花見のために各地からお客様がみえたそうですが、上田の自慢が増えるのは実にうれしいことです。
 桜といえば、私のお勧めは、少し遠いですが、須坂市の村山橋近くの土手にある桜の一群です。ときどき車で通るのですが、遠くから見るばかりで木の下まで行ったことはありません。ですから私にとってはいまだに一風景です。
 雨上がりに通ると、土手に自生する濃淡鮮やかな緑が活き活きとして、桜の黒く太い幹と花びらをくっきりと浮き上がらせます。その色合いは絵画のようで、私がディレクターならフィルムメーカーのCMに使いたいくらい。これ夢かなと感じるときがあります。車の往来が激しいところですが、運転しながら目に留めた方も多いのでは?
 桜の風景を絵画に見立ててしまいましたが、その美しさやセンスに感動してしまう絵画とそうでない絵画があるように、桜にも強烈に心に残るものととそうでないものがあると思うのです。どんなに立派で美しい桜の木でも周りとの調和がとれていなかったり、あまりにも人工的だったりすると、桜の名所にはなりきれないような気がします。
 私は通りすがりのものですので、お勧めした桜の木とその地区の歴史についてはまったく存じ上げません。しかし、そこを通るたびに、この風景になるまで桜の木が経験してきた春夏秋冬の自然や、周りで農作業をしたり、桜の下に集い酒を楽んだりする村人たちの姿を容易に思い浮かべることができるのです。
 何も言わなくても訴えてくる存在感。里の自然は人間とのかかわりの中でますます美しく厳かになっていくのではないでしょうか。